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文字サイズ大文字サイズ中 日帰り・九州縦断ツーリング


天気予報は昨夜から九州はどこを走っても晴と報告している。
久々に何も予定がない。 GW以降は通勤以外で走っていない。
おかげで、意識がスッキリとする頃には、高速を南下していた。

 ライダー特有の持病かな?

旅の途中で朝焼けを見ながらミラーマンの歌をつぶやき...えびのICで下道に下りて高原を目指す。
朝はみんながゆっくりしているので、道を譲り合いながらのツーリングは、お互いに気持ちよく走れる。

玉名PAで休憩したままなので、えびの高原で二度目の休憩をしました。
道路の傍らで写真を撮っていると、地元の原付チャリが静寂の世界から呼び戻されて、静寂に包まれる。
そう、そう、GWの時は鹿を見かけましたが、さすがに日曜日だからかな? 
鹿も休日なのかな? 見かけませんでした。

再び走り出し霧島から桜島が見えるスポットを探しながら、霧島神社方面へと走る。
いや、途中、道を間違えて、霧島神宮古宮址方面へと出てしまう(笑)

空を気にしながら国分市内のR10に到着したと同時に雨が降り始める。
通り雨かな? いや、いや、国分周辺だけかな?なんて思って、桜島をバックにバイクの写真を撮りたいのでと思い海潟漁港を目指して
とりあえず、雨雲から脱出しようと高速に乗るが....これが間違い。
末吉財部ICで降りるが...案内板を見ると遠ざかっていた。(TT)
また、高速を走っている間に強く雨が降り出して、地図を見れる余裕もないので、
桜島を目指して第6感で走るが....気がつくと霧島神社に戻ってきていた。(00;
いつも不思議なのだが、1時間も迷子になって困っていると、知っている神社に出てしまう。

さて、霧島神社からのルートで悩むが、山越えをしたら雨が降っていないかな?と予測立ててUターンを始める。
えびの高原を超え、えびの市役所付近まで来ても雨脚は強いままだった。
スコールのような雨の中を3時間も走り続けたので下着まで濡れている状況だった。
関係無い人に迷惑かけるし、気恥ずかしかったのでコンビニなどは利用せずに高速に乗り、えびのPAでWC休憩をする。

濡れ濡れ下着に、合羽では気持ち悪いな〜なんて思いながら、長い、長い、加久藤トンネルを抜けると、それまでの強雨の変わりに強風に襲われる。
高速に慣れていない事もあって、同じ疲れるなら下道を走ろうと、人吉で高速を降りて五木村方面へと走り始める。
この時にガソリンは大丈夫かな?と思いながら、3Lぐらいを給油するのも気恥ずかしいなと思ってR445へと進んでいく。

人吉から五木村・道の駅までは、市街地でも珍しいというか片車線の幅がトラックでも余裕のあります。
これが山々の中腹の山肌を縫うようにつながっている。 バイクを止めて川を眺めると、ちょっと恐怖感を感じるぐらいに、遥か下の方を流れている。

道の駅は満車だったので、休憩中のライダーと視線が合うたびに会釈を交わしながら、道路わきにある小さなスペースにバイクを止めて休憩をする。
五木の子守唄公園やその周辺の温泉、御土産屋がある頃の風情を知っているだけに、今回は道の駅内は散策せずに休憩にいそしむ。
風景を眺めていると、昔、むかし、訪れたときの川原沿い温泉、子守り歌の記念碑、イメージした石碑等の思い出が万華鏡を眺めているように蘇る。

そして、眠気とともに自然に「少年時代」という懐メロの台詞が、井上陽水さん独特の語りかけるような口調が、頭の中を流れていく。

    (UU) ZU Zu Zu zu zu zu z.....

....ダムのそこに沈んで欲しくないかな〜
このルートは年々と道が良くなるにつれて自然がなくなり、ダムのある風景になって行くのかな〜
しかし、本当に大きなダムは必要なのかな?なんて、思ったりもするが。
今でもバイクで無いと離合で苦労するこの地なので、しかたないかな?。

ちょっとの仮眠で体力も少し回復したが、平家の里は燃料が心配だったので立ち寄らずに美里町へ
途中、幻といわれた梅ノ木轟滝を見るためにかけられた吊橋をバックに写真を1枚撮りました。
私は高いところが駄目なので、橋を渡る事はできないので梅ノ木轟滝は見れませんでした。(^^)

そう、そう、二本杉という峠を抜ける頃は、お腹の虫が暴れだしていましたので、
下界に下りてきたといった場所に山小屋風の喫茶店があるので、ここで食事と思っていたら
 ぼ〜として、森林浴をしながら食事ができる場所があるんだと通過して、そのお店だと言う事を思い出した。
心の底でまだ、先は長いんだという焦りからか? 疲れと空腹からUターンする気力がないまま、美里町役場近くから山都町方面へ曲がる。
山都町役場近くまで走ってくると、さすがに空腹には勝てずに道路沿いにあるファミレスの看板に誘われて昼食を得る。
とにかく、飯が旨かった。 空腹は最高の調味料という意味を発見したぐらい旨かった。
これまで走っていたR218から、食事が終わってからはR445へ
やっぱり、ツーリングなので、阿蘇外輪山の伏流水が湧く事で有名は吉無田の水源や高原の中を走り抜ける。
渋滞にはまらないように、R57号線を避けながら阿蘇大観峰へと抜けて、いつものコースで帰路に着く

途中、休憩で知り合いの店に立ち寄り、コーヒーを頂く。
店のオープンスペース、川に面した、道路からは林で見えない、木の椅子に座り、空の息遣い、川のせせらぎを感じながらぼ〜としていると、マスターの孫が、いつものように、お友達のように話しかけてくる。
同じレベルで話していたら、ふっと、脳裏に....いつもは仲間と一緒に走る、マスツーリングの方々を羨ましいと思っていたが、
ただ、寂しいと思っていただけで、浮世雲のように進路を変えて、空気を味わいながら、踊るように走り抜ける。
そして、ソロといいながら、色々な人と出会うツーリングももいいなと思ってしまう。

                            Fine