頑張れなかなか君

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思い起こせば、魔界との扉が開いたように橙色した月夜の晩のことだった。


帰る頃にパソコン数台を建屋の1Fから隣の建屋の2Fへと運び出す用事ができた。

ミッション条件は
 運ぶ量は台車に積んでも二往復が必要
 隣の建屋に荷物用エレベータはある
 パソコンは荷物用エレベータとPCの設置場所の距離は数100m
 ※4~5部屋並んでる小学校のような建屋を想像してください。

 

僕の部下である、なかなか君と隣の建屋の1Fに到着
 荷物を上げるから2Fへというと、「え?」と聞くので、
 PCを台車ごと荷物用エレベータで2Fに上げるので、2F側でエレベータから荷物を出して下さい。
 1Fでは作業が終わった事が分からないので、エレベータを1Fに下ろしてねと説明する。

 

 

彼が2Fに到着した頃を見計らってエレベータを上げる。
 エレベータから台車を取り出したような音が聞こえてきた。

 


 そろそろ......降りてくるかな?と思って二台目の台車を移動

 

 


 あれから5分経過するが、エレベータは降りてこない。

 

 


 それからさらに5分経過するが、機械が動く気配がない。

 

 


 気の長い僕でも痺れを切らして、2Fへ行こうとした時にエレベータが降りてきた。

 

 

 

 荷物用エレベータを開けて、二台目の台車を..........

 

 そこには先約が存在した。 そう、先ほどのPCを乗せていた台車が空荷で降りてきた。

 

 僕は唖然として、建屋から外へと飛び出してしまう。
  そして、血の色のような月を眺めながら、なかなか君の携帯に電話をする。
  「台車は不要なの? 必要なら台車を取り来て」と言って電話を切る。
 5分後に荷物用エレベータの所に訪れると空荷の台車は消えていた。

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このブログ記事について

このページは、おこたさんが2005年7月10日 12:54に書いたブログ記事です。

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